UPDATE1: NY外為市場=ドル上昇、リスク選好弱まる

2009年 11月 13日 07:50 JST
 
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ドル/円   終値    90.35/38

       始値    90.12/13

   前営業日終値    89.84/89

 

ユーロ/ドル 終値   1.4844/48

       始値   1.4928/29

   前営業日終値   1.4977/80

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 [ニューヨーク 12日 ロイター] 12日のニューヨーク外国為替市場では、ドル

が幅広く上昇。複数の政策当局者が世界経済の先行きに慎重な見方を示したことを受け、

最近上昇していた高金利通貨に利益確定の売りが出た。

 投資家のリスク選好が弱まりドル買い戻しが進む中、米原油先物は2%超下落、米株価

も大幅安となった。

 ユーロ/ドルEUR=は1%安の1.4840ドル。

 ドルはスイスフランCHF=に対して1%高の1.0177スイスフラン。ドル/円

JPYも0.6%高の90.38円。ポンド/ドルGBP=は横ばいの1.6575ドル。

 原油安を背景にここ数カ月上昇していた資源国通貨の売りが優勢となり、ドル/カナダ

ドルCAD=は1%高の1.0560カナダドル。豪ドル/米ドルAUD=は0.9%安の

0.9224米ドル。

 アナリストによると、温家宝首相が、積極的な財政政策と金融緩和策を継続していくと

表明したことも、投資家の慎重姿勢を高めたという。

 この日発表された米失業保険申請件数は減少、これを受け、ドルは円に対して上昇した。

通常景気についての明るいニュースはドル売り高金利通貨買いにつながるが、アナリス

トは、この日は利益確定の売りが優勢になったと指摘する。

 また、一部のアナリストは、良好な米経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)の

利上げが予想よりも早期に行われる可能性が高まり、その結果、ドルの魅力が増すとの見

方からドル買いが出たとの指摘もある。

 12日に行われた過去最大規模となる160億ドルの米30年債入札では控えめな反応

が示された。

 アナリストの間では、ドルが引き続き下落するとの観測を背景に、投資家が長期債を買

うことに一段と慎重になっていることの表れとの指摘もある。

 シュナイダー・フォーリン・エクスチェンジの市場アナリスト部門代表、ステファン・

ガロ氏は「短期債に対する需要が強い一方、長期債の需要はないという状況は非常に興味

深い」とし、長期債入札で「今回のような結果があと数回」あれば、「ドルにとっては良

い材料とならない」との見方を示した。

 アジア通貨の上昇観測もドルを圧迫する可能性があるとの指摘もある。アジア太平洋経

済協力会議(APEC)財務相会議は12日、ファンダメンタルズを反映する「市場主導

の為替相場」に基づく金融政策を実施するとの声明を採択、これは、アジア各国の通貨が

ドルに対して上昇すべきとの議論のベースとなり得る。

 オバマ大統領は来週中国を訪問するが、市場参加者は為替についての議論もあると予想

している。

 

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