UPDATE1: クレジット市場動向=日産自<7201.T>SBにタイトなオファー、CDS指数は株安でワイド
<対国債スプレッド>
政保債(地方公)10年 3.5─4.0bp 銀行債(みずほ)5年 25─26bp
地方債(都債) 10年 7.5─8.0bp 電力債(東電)10年 12─13bp
--------------------------------------------------------------------------------
[東京 13日 ロイター] 一般債市場では、日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)<0#7201=JFI>の国
内普通社債(SB)にタイトなオファーが観測された。水準は第46回債(償還2012
年6月)でLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)プラス40ベーシスポイント(bp)。
一方でプラス70bpの水準でビッドが示されている。証券会社が買いの水準を探るため
にオファーを出したのではないかとの見方が出ている。
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で指標となるiTraxxJapa
nシリーズ12ITJJP5Y=GFは136bpと前日引け(131bp)からワイドな水準で
取引が成立した。閑散取引の中、日経平均.N225が続落したことを受けてリスク回避の
動きが強まった。
市場関係者によると、日産自SBはビッド水準の70bp付近。日産自とキープウェル
・アグリメントを結んでいる日産フィナンシャルサービスが11日に社債発行登録の申請
を行っていることもあり、買い水準を探るためのオファーの可能性があるという。日産自
のほか、商船三井(9104.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9104=JFI>SB(償還2014年5月)が国債プラス24b
pオファーの気配が出た。海運セクターは市況低迷で収益環境が厳しいだけに「ほぼ実勢
に近い水準で買いを期待した売り」(証券)との見方が出ている。
CDS市場では、建設セクターがワイドな水準で出合いを付けた。水準は鹿島(1812.T: 株価, ニュース, レポート)
<0#1812=JFI>が225bp、大林組(1802.T: 株価, ニュース, レポート)<0#1802=JFI>が180bpなど。大手4社が
12日に発表した4─9月決算は「軒並み減収となるなど厳しい内容」(邦銀)となった
ことでリスクを回避するプロテクションの買いが優勢となった。
全般にワイド化する銘柄が目立ったが、日本ソブリンドル建ては67bpと前日(70
bp)からタイト化した。プロテクションを買っていた海外勢が決算を控えて動きが鈍く
なっており「財政プレミアムが徐々に縮小しつつある」(証券)との声があった。
<CP発行総額は600億円程度>
CPの発行総額は600億円程度。発行レートは小幅低下。a1+格のその他金融が3
0億円(12月中旬期日、0.12%台前半)、J1+格のその他金融が40億円
(2010年2月中旬期日、0.14%割れ)などの発行が観測された。
(ロイター日本語ニュース 星 裕康記者)
(hiroyasu.hoshi@thomsonreuters.com;03-6441-1786;ロイターメッセージング
:hiroyasu.hoshi.reuters.com@reuters.net)
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.



日本
米国