10月末国内公募投信残高は前月比+1.2%、7カ月連続の資金純増で60兆円台回復=投信協会
[東京 13日 ロイター] 投資信託協会によると、10月末の国内公募投信の純資
産残高は前月比1.2%増の60兆1221億円となった。60兆円台回復はリーマン・
ショックのあった2008年9月末残高の64兆8623億円以来。資金フローは
3143億円の純流入となり、7カ月連続の流入超となった。
国内外とも株式市場は下落が目立ったが、一方で為替面では総じて円安が進行したこと
や潤沢な資金流入が60兆円台回復に寄与した。10月は公募投信全体で4223億円の
運用増となっている。
10月は国内外ともに相場下落が目立ち、東証株価指数.TOPXは前月比マイナス
1.7%、日経平均.N225も同1.0%下落したほか、米国のS&P総合500種
.SPXも同2.0%下落、英FT100総合株価指数.FTSEもマイナス1.7%
と軒並み下落した。一方、為替については米ドルやユーロ、豪ドルや英ポンドなど主要通
貨に対し、いずれも円安が進行。残高にはプラス要因となった。
公募投信全体の約8割を占める株式投信の純資産残高は前月比1.7%増の48兆
8598億円となり、9カ月連続で増加した。前月の3755億円の運用減が一転して
4215億円の運用増に転じたことに加え、3800億円を超える資金フローが残高増に
寄与した。
追加型株式投信の資金フローを商品分類別にみると、引き続きファンドオブファンズへ
の流入が顕著で、流入額は前月を上回る4449億円(前月は4289億円)。このうち
3250億円がリートへの流入だった。前月のリートへの流入額は2360億円。他には
バランス型、国際株式型、派生商品型で流入超となった。
一方、最も流出額が大きかったのは、インデックス型の中のETFで621億円、次い
で国内株式型の472億円となった。
◎公募投信概況(10月末)
前月比
純資産総額 601,221億円( 1.2%)
-------------------------------------------------------------------------
株式投信
設定 21,810億円( 16.2%)
解約 17,732億円( 46.7%)
償還 189億円(▲21.7%)
運用増減 4,215億円
残高 488,598億円( 1.7%)
公社債投信(除くMMF)
設定 31,353億円( 8.5%)
解約 31,931億円( 1.4%)
償還 2億円(▲92.1%)
運用増減 7億円
残高 87,598億円(▲ 0.7%)
MMF
設定 697億円( 5.4%)
解約 861億円(▲ 5.5%)
償還 0億円
運用増減 0億円
残高 25,024億円(▲ 0.7%)
備考)▲は減少
各社の純資産動向については、以下をダブルクリックしてご覧下さい。
総合計 JPFUND30─JPFUND33
株式投信 JPFUND34─JPFUND37
公社債投信 JPFUND38─JPFUND41
MMF JPFUND42─JPFUND43
中期国債ファンド JPFUND44─JPFUND45
MRF JPFUND46
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