UPDATE1: 三井化学<4183.T>が公募増資で約640億円調達、ポリウレタン事業などに投資
[東京 13日 ロイター] 三井化学(4183.T: 株価, ニュース, レポート)は13日、公募増資で最大642億9200万円を調達すると発表した。調達資金は、中国におけるポリウレタン事業への投融資資金のほか、設備投資資金に充当する。同社が公募増資を実施するのは、1997年10月に三井石油化学工業(当時)と三井東圧化学(当時)が合併し、三井化学が発足して以来、初めてとなる。
三井化学は資金調達にともない、新たに2億3000万株の普通株を発行する。これにより発行済み株式総数は約29%増え、10億2202万0076株になる予定。新株の発行条件は11月24日から27日までに決定し、払い込み期日は12月1日から12月4日のいずれかの日。主幹事は野村証券。
三井化学は中期経営計画で、競争優位な事業の国際的な展開を加速することや、高付加価値事業の強化などを挙げており、その達成のために他社との提携やM&A(合併・買収)なども行う方針。今回調達する資金によって、財務体質を強化したうえで、成長のための戦略的な投資や研究開発に必要な基盤を確保できると判断した。
三井化学の2010年3月期の連結営業損益は150億円の赤字、当期損益は390億円の赤字となる見込み。09年4―9月連結営業損益は、事前のアナリスト予想は上回ったものの、前年同期の99億円の黒字から190億円の赤字に転落するなど、業績も低迷していた。
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