UPDATE2: クレジット市場動向=コマツ<6301.T>SBに売り、CDS指数は出合い難
<対国債スプレッド>
政保債(地方公)10年 3.5─4.0bp 銀行債(みずほ)5年 25─26bp
地方債(都債) 10年 7.5─8.0bp 電力債(東電)10年 12─13bp
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[東京 16日 ロイター] 一般債市場では、コマツ(6301.T: 株価, ニュース, レポート)<0#6301=JFI>の国内普
通社債(SB)に売り気配が観測された。オファーは第5回債(償還2013年5月)で
国債流通利回りにプラス20ベーシスポイント(bp)。ポジション調整に伴う売りとの
見方が出ていた。
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で指標となるiTraxxJapa
nシリーズ12ITJJP5Y=GFは手掛かり乏しく出合い難。133─136bpと前週末
(136bp)付近の気配が示された。朝方に発表された2009年7―9月期実質国内
総生産(GDP)は市場予想を上回ったが、目立った反応が見られなかった。
コマツSBについて、ある国内証券のディーラーは「業績はさほど悪くなく、売り材料
になるとは考えにくい。投資家がポートフォリオの見直しに伴って売りを出したのではな
いか」と指摘。オファーが出た後に、同水準で取引が成立したとの見方があった。
コマツは10月29日、2009年4―9月の連結営業利益が前年同期比87.6%減
の197億円になったと発表した。中国向けの売り上げが好調なほか、固定費削減に努め
たことで、従来の見通しを47億円上回る内容となった。
このほか、太平洋セメント(5233.T: 株価, ニュース, レポート)<0#5233=JFI>の第16回SB(償還2013年
3月)にLIBOR(ロンドン銀行間貸出金利)プラス200bpと、タイトなオファー
が観測された。流通実勢は250bp程度との指摘があった。
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場は閑散。個別で取引が成立したのは
JT(2914.T: 株価, ニュース, レポート)<0#2914=JFI>40bpの1銘柄にとどまった。
日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート)<0#6501=JFI>は16日、年内に公募増資と転換社債型新株予約権付
社債(CB)の発行で最大4156億円を調達すると正式発表したが、同社CDSは取引
が成立せず、80bp─150bpの気配が示されるなどビッドとオファーの水準が大き
くかい離した。13日の取引値が90bp。
市場では「CDSにとって増資はポジティブ要因でタイト化要因だが、今回のファイナ
ンスは社債(CB)発行を絡めているため評価しにくい」(邦銀)との指摘があった。ま
た、1兆円規模の公募増資を実施する方針の三菱UFJフィナンシャル・グループ
(8306.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8306=JFI>の傘下、三菱東京UFJ銀行<0#8315=JFI>のドル建て劣後は90b
p─103bp(13日は98─103bp)の気配が示された。
<CP発行総額は1100億円程度>
CPの発行総額は1100億円程度。発行レートは横ばい。a1+格の電機が300億
円(2010年3月中旬期日、0.12%台半ば)、J1格のゴムが140億円(11月
下旬期日、0.12%台後半)、J1+格のその他金融が50億円(2010年2月中旬
期日、0.13%台後半)などの発行が観測された。
(ロイター日本語ニュース 片山 直幸記者 星 裕康記者)
(naoyuki.katayama@thomsonreuters.com;03-6441-1788;ロイターメッセージング
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