UPDATE1: 偶発転換社債は銀行セクターの危機防ぐ有効な手段に=英中銀副総裁

2009年 11月 16日 19:05 JST
 
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 [ロンドン 16日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)のタッカー副総裁は16日、偶発転換社債(CoCo)は幅広く採用された場合、銀行セクターにとって危機を防ぐ有効な保険手段になりうる、との考えを示した。

 ベルギーで開催されたコンファレンスで語った。

 偶発資本は銀行が困難に陥った場合に資本に転換できるもので、タッカー副総裁は、それを用いれば、将来的に銀行が危機に見舞われた場合に納税者ではなく民間セクターがコストを負担する仕組みが作られる、と指摘した。

 同副総裁は「CoCoが回復プランの重要な部分を形成すれば、状況は変化するだろう」と述べた。

 金融政策の見通しについては言及しなかった。

 同副総裁は、金融機関の危機管理のための包括的な措置における様々な要素を見直すと、金融機関が極度のストレス下にある中では、株主の救済ではなく、中核的なサービスを継続する必要が最重要事項だとの考えを示した。

 最後の貸し手としての中銀の役割は、危機を前に存在した枠組みの一部だが、これは、特に受け入れ担保について修正されるべきと述べた。

 「中銀は幅広い担保に対して貸し出しを行う準備が整っている必要があるが、何を受け入れるかにつていは、慎重になるべき」と述べた。

 その上で、将来受け入れる証券化の構造について、英中銀と欧州中央銀行(ECB)の基準を設けえるための作業が進んでいると語った。

 

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