JAL<9205.T>、アメリカン航空と提携維持を決定=関係筋
[東京 9日 ロイター] 日本航空(JAL)9205.Tは、米航空大手との提携戦略をめぐり、アメリカン航空との提携を維持し、デルタ航空(DAL.N: 株価, 企業情報, レポート)との提携交渉を打ち切ることを決めた。関係筋が9日明らかにした。再建途上での提携先変更や所属航空連合の移籍はリスクが多すぎると判断したため。同日中にJAL側が正式発表する予定。
JALはこれまでアメリカン航空などとともに国際航空連合「ワンワールド」に所属していた。昨年12月に日米航空協議で日米航空路線の自由化であるオープンスカイ協定を結ぶことが両国で合意された結果、同一航空連合に所属する日米航空会社間で、独禁法の適用除外を申請すれば路線の効率的な一体運営が可能となる見通しとなり、アメリカンとデルタがJALをめぐり争奪戦を繰り広げていた。
航空世界最大手であるデルタはJALと重複路線が多く、提携すればJALの路線リストラに資するとの判断から国土交通省内などで提携を後押しする向きもあった。ただデルタとの提携を選べば、デルタの所属する航空連合「スカイチーム」に移籍する必要があり、システム変更など関連費用が発生するとされていた。
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