UPDATE2: クレジット市場動向=三菱商事<8058.T>SBに入れ替え目的の気配、CDS指数はワイド
<対国債スプレッド>
政保債(地方公)10年 2.0─2.5bp 銀行債(みずほ)5年 20─21bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 9─10bp
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[東京 20日 ロイター] 一般債市場では、三菱商事(8058.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8058=JFI>の国内
普通社債(SB)に売り・買い気配が観測された。水準は第67回債(償還2017年9
月)で国債流通利回りプラス14ベーシスポイント(bp)オファー─20bpビッド。
同社は今週末にも期間10年の新発SBの起債に踏み切る見通しで、入れ替えを考えてい
る投資家が売りを出したとの見方があった。
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、指標となるiTraxx
Japanシリーズ13ITJJP5Y=GFが一時133bpと、前週末引け(130bp)か
らワイドな水準で出合いを付けた。米景気鈍化懸念などを背景にしたドル安/円高を嫌気
した日経平均.N225が続落したことを受け、リスク回避の動きが先行した。
三菱商事第67回債の市場実勢はおおよそ18bpとの見方が出ている。ある国内証券
のディーラーは「投資家は既発債で利益を確定させたうえで、新発債を買うのではないか
」と指摘。新発債のマーケティングのスプレッド・レンジは国債流通利回りプラス14
─17bpとなっている。
21日はSB、サムライ債(円建て外債)などの起債ラッシュとなる見通し。SBで相
鉄ホールディングス(9003.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9003=JFI>(期間5年・7年)、王子製紙(3861.T: 株価, ニュース, レポート)
<0#3861=JFI>(5年・7年)、オリックス(8591.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8591=JFI>(5年)、伊藤忠エネク
ス(8133.T: 株価, ニュース, レポート)(3年・5年)、東日本高速道路 <0#1288=JFI>(3年)、サムライ債で米ウ
ォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)(固定利付と変動利付の5年・固定利付の10年)、韓国
の国民銀行(固定利付の2年・3年)、政府保証債で日本政策投資銀行<0#0903=JFI>(6
年)がそれぞれ起債を予定している。
ウォルマートが投資家に向けて20日実施しているマーケティングのスプレッドは5年
固定利付債がLIBOR(ロンドン銀行間貸出金利)に30bp、5年変動利付債がLI
BORに45bp、10年固定利付債がLIBORに40bpを上乗せした水準。発行総
額は1000億円程度になるもよう。国民銀行のマーケティングのスプレッド・レンジは
2年債がLIBORプラス140─143bp、3年債がLIBORプラス145─
148bpとなっている。
<ソニーCDSが62bpと小幅ワイド>
CDS市場は閑散。シリーズ13は朝方に133bpを付けたが一段の上昇は見られず
、その後は131bpに水準を切り下げた。日経平均株価が前週後半から下げ基調となっ
ているが、CDSはボラテリティが上がらない展開が続いている。市場では、欧州金融機
関の健全性審査(ストレステスト)結果を見極めたいとのムードが広がっており「日経平
均9000円割れやドル/円86円割れの状況にならないと、指数も大きく動かない可能
性が大きい」(国内金融機関)と声があった。
個別では、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)<0#6758=JFI>が62bpと小幅ワイドな水準で出合いを付け
た。為替市場での円高進行が材料視されたとの指摘があった。またプロミス(8574.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8
574=JFI>が600bp、615bpと前週末からのワイド化の流れが継続した。
<CPの発行総額500億円弱>
CPの発行総額は500億円弱となった。発行レートは横ばい圏。a1+格の電力が2
00億円(8月下旬期日、0.12%割れ)、a1+格の別の電力が40億円(8月下旬
期日、0.11%台半ば)、a1格のその他金融が20億円(10月下旬期日、0.12
%台半ば)などの発行が観測された。
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