1ドル85円前後の為替水準は異常、日銀にはさらに緩和策検討して欲しい=近藤経産省政務官
[東京 3日 ロイター] 経済産業省の近藤洋介政務官は3日、1ドル85円前後の円相場について、異常な水準であり企業収益への影響が大きいとの認識を示した上で、日銀に対してさらに緩和を検討して欲しいと述べ、具体的には、米連邦準備理事会(FRB)がバランスシートを痛めてでも緩和を実施しており、日銀も参考にすべきだと語った。ロイターとのインタビューで述べた。
政府としてあらゆる手段をとる決意を示していると述べ、たとえば単独介入しても効果ががなければ企業にとって意味がないため、意味のある手段をとるべき局面に来ているとの見解を示した。
企業の設備投資の海外流出を防ぐために、経済産業省としては早急な対策として、円高緊急経済対策の中で低炭素型設備投資への補助金拡充に最低でも600億円の枠組みを盛り込むよう、政府内で調整しているとした。5%の法人減税実施に向けて1兆円の財源が必要とされていることについては、来年度予算での確保は不可能だと明言。ただ、減税すれば将来的に税収増が期待できるため、財源がなければ減税できないという単年度主義的な考え方は意味がないと述べた。
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