まちまち、FOMC控え=米MBS・機関債市場

2007年 10月 31日 11:46 JST
 
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 [ニューヨーク 30日 ロイター] 30日の米エージェンシー債(政府機関債)の

対米国債スプレッドはまちまち。エージェンシー発行のモーゲージ債(MBS)も、対米

国債スプレッドはほぼ変わらずだった。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表を控えて、取引は低調だった。

 FOMCについては、25ベーシスポイント(bp)の利下げを予想する声が多いが、

ウォールストリート・ジャーナル紙は、利下げは確実とはいえず、今回のFOMCで50

bpの利下げが真剣に検討されることはないと報じている。

 FTNフィナンシャル・キャピタル・マーケッツのモーゲージ・ストラテジスト、ケビ

ン・キャビン氏は「誰もが明日のFOMCの結果を気にしている。利下げが予想されてい

るので、もし利下げがなければ、失望感が広がるだろう」と指摘。

 「市場関係者は、今後3─6カ月でイールドカーブがスティープ化すると予想してい

る。そうなれば、銀行の資金調達コストが低下し、モーゲージ債への投資も増える」と述

べた。

 取引の多い15年物、30年物MBSの価格は1/32上昇─2/32下落。

 30年物の社債換算利回りは、5.5%クーポンが5.569─5.739%、6.0

%クーポン5.693─5.806%。6.0%クーポンの価格は変わらず。

 市場では、今後エージェンシーMBSの発行が増えるとの見方が多く、警戒感が強まっ

ている。

 これまで米MBSのポジションをニュートラルにしていたバークレイズ・キャピタルも

29日のリポートで、MBSにはさまざまな圧迫要因があると指摘。

 「債務担保証券(CDO)の格下げで、スプレッド物の流動性が軒並み低下する可能性

がある」とし、「さらに今週は、FOMC・雇用統計・住宅統計を控えて、実現ボラティ

リティの高い状況が続く」との見方を示した。

 連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の投資

ポートフォリオが減少したとの先週のニュースも圧迫材料という。

 エージェンシー債の対米国債スプレッドはまちまち。短期債のスプレッドは縮小、長期

債は拡大した。

 ファニーメイ発行ベンチマーク債(10年物、2017年6月12日償還)

<0#USFNBMK=>のスプレッドは前日比0.5bp拡大し、48.5─46.5bp。

 

 米政府系機関発行のモーゲージ債の動き

      表面利率  受け渡し 価格 社債換算利回り

       (%)            (%)

30-year Fannie 5.00 Nov 96-14/32 5.619

30-year Fannie 5.50 Nov 98-30/32 5.691

30-year Fannie 6.00 Nov 100-31/32 5.749

30-year Gold 5.00 Nov 96-14/32 5.648

30-year Gold 5.50 Nov 98-27/32 5.739

30-year Gold 6.00 Nov 100-28/32 5.806

30-year Ginnie 5.00 Nov 97-18/32 5.435

30-year Ginnie 5.50 Nov 99-23/32 5.569

30-year Ginnie 6.00 Nov 101-15/32 5.693

15-year Fannie 4.50 Nov 97-1/32 5.218

15-year Fannie 5.00 Nov 98-24/32 5.275

 
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