シドニー外為・債券市場=豪ドルは商品需要懸念で軟調、債券は下落

2007年 11月 28日 16:47 JST
 
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 [シドニー 28日 ロイター] 28日のシドニー外国為替市場の豪ドルの対米ドル

相場AUD=は軟化した。世界の経済成長の伸び悩みにより、商品需要が減るとの懸念に圧

迫された。

 銅などの商品はアジア取引で値を上げたが、米国の経済成長への不安から工業用金属の

需要は控えめなままとなっている。

 オーストラリアは資源の輸出大国であり、豪ドルは商品への需要に下支えられ、今月に

約24年ぶりの高値をつけていた。

 ウエストパック銀行の通貨ストラテジストは「商品(相場)が軟化し、豪ドルがアンダ

ーパフォームする一因となっている。豪ドルの足場は不安定だ」と指摘。「根強いリスク

回避傾向や、世界の経済成長が低迷する恐れがあるとの観測が豪ドルを押し下げており、

豪ドルが1豪ドル=0.8650米ドルを割り込めば、週内にたやすく0.8550米ド

ルを試すかもしれない」と述べた。

 きょう発表予定の10月の米耐久財受注、10月の米中古住宅販売、そして米地区連銀

景況報告(ベージュブック)が注目されている。これらの報告は米国の経済活動の目安と

なり、また米連邦準備理事会(FRB)が12月に追加利下げせざるを得なくなるような

材料があるかどうかについての手掛かりになる。

 豪ドルは対円AUDJPY=Rでも下落。アブダビ投資庁が米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)に出資す

るとのニュースによってリスク回避の動きは一服していたが、その後勢いが戻り、キャリ

ー取引を圧迫した。相場は1豪ドル=94円91銭―95円01銭と、27日終盤のシド

ニー市場の95円09―19銭を下回っている。一時は95円71銭まで上昇した。

 豪債券先物は、安全への逃避買いによる過去数営業日の上昇が一服し、下落した。10

年債12月限YTCc1は0.07ポイント安の94.085、3年債12月限YTTc1は

0.05ポイント安の93.59。

〔豪ドル/米ドル〕

0500GMT 0.8756―0.8760

0100GMT 0.8775―0.8776

前営業日終値  0.8788―0.8789

〔10年債先物12月きり〕(カッコ内は前営業日清算値比)

0500GMT 94.085(―0.070)

0100GMT 94.105(―0.050)

 
 

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