東南アジア株式=米景気後退懸念背景に下落

2008年 02月 6日 20:50 JST
 
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 [バンコク 6日 ロイター] 6日の東南アジア株式市場は、米国のリセッション(景気後退)への懸念が再び台頭する中、大幅に下落した。シンガポールのDBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)など銀行株やインドネシアのテルコムTLKM.JKなど通信株が売られた。

 シンガポール市場.FTSTIは3.5%下落し、2週間ぶりの安値。DBSグループ・ホールディングスが3.3%安と、下落を主導した。ジャカルタ市場.JKSEは2.41%下げ、約1週間ぶりの安値。クアラルンプール市場.KLSEは1.15%安。マニラ市場.PSIは1.67%値下がりし、約1週間ぶりの安値。バンコク市場.SETIは1.62%下落し、約1週間ぶりの安値。

 シンガポール、ジャカルタ、クアラルンプールの3市場は7日と8日が休場で、11日に取引を再開する。ベトナム市場.VNIは旧正月連休に伴い休場で、12日に取引を再開する。

 アナリストによると、米経済がリセッション入りの瀬戸際にあるとの懸念を受けた米株価の大幅下落が、東南アジア地域市場の地合いを支配した。

 シンガポール市場ではこれらの懸念がDBS以外の金融株や主力株にも打撃となり、UOBバンク(UOBH.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.98%安、シンガポール・テレコム(STEL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は4.87%安。

 ケッペル・コーポレーション(KPLM.SI: 株価, 企業情報, レポート)は4.15%安、キャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は4.38%安。

 ジャカルタ市場ではテルコムが2.5%安。石炭のブミ・リソーシズBUMI.JKは2.7%安。石炭不足の悪化を背景に同株は今週に入って最高値をつけるなど、3営業日続伸していた。アネカ・タンバンANTM.JKは7.19%安。

 国営マンディリ銀行BMRI.JKは3.6%下げたほか、バンク・インターナショナル・インドネシアBNII.JKは4.55%安。ディーラーによると、インドネシア中央銀行が主要金利を据え置いたことが背景。

 バンコク市場では米リセッション懸念から原油相場が1バレル=88ドルを下回る水準に下落したことがエネルギー株の売りを誘った。タイ石油会社(PTT)PTT.BKは3.07%安、傘下のPTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)PTTE.BKは2.7%安。

 クアラルンプール市場ではパーム農園大手のインダストリアル・オキシジェン(IOI)(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)が1.94%安、テナガ・ナショナル(TENA.KL: 株価, 企業情報, レポート)が1.6%安となり、下落を主導した。

 マニラ市場ではリスク回避傾向の投資家が通信株と銀行株を売り、フィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォン(PLDT)(TEL.PS: 株価, 企業情報, レポート)が1.67%安、メトロポリタン・バンク(メトロバンク)(MBT.PS: 株価, 企業情報, レポート)が2.3%安。

 
 

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