マネーサプライは金融政策に重要な役割果たすが、慎重な解釈が必要=仏中銀
[パリ 19日 ロイター] フランス中銀は19日、欧州中央銀行(ECB)が金融政策の戦略立案や分析を行う上でマネーサプライは重要な役割を果たすが、慎重に解釈する必要がある、との考えを示した。
フランス中銀は昨年発表したリサーチの中でマネーサプライ分析の信頼性に疑問を提起したほか、最近の月報に掲載されたコメントにより、ECBが金融政策を運営する上でマネーサプライが役立つかどうかをめぐる議論が高まっていた。
これについてフランス中銀は「マネーサプライの変化を機械的に解釈してはならない。なぜなら、それは金融政策とは関係のないさまざまな要因に左右されるからだ。しかし、注視していく必要がある」と指摘した。
ECBはインフレを招かないマネーサプライの伸びを4.5%とみているが、それは長期的なトレンドを把握する上で最も役立つデータだと強調しており、2007年10月には過去最高水準まで伸びが加速したにもかかわらず、政策金利を据え置いている。
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