シドニー外為・債券市場=豪ドルは0.89米ドル台維持、債券は続落
[シドニー 1日 ロイター] 1日のシドニー外国為替市場の豪ドル相場は、対米ド
ルで1豪ドル=0.89米ドルを上回る水準を維持したほか、対円でも堅調を保った。株
価の回復が支援材料となり、リスクが高い高利回り通貨への投資意欲がやや復活した。
ただ同日の米雇用統計発表を控え、2週間ぶりの高値水準には達していない。同統計に
より、米経済が急減速に向かっているかどうか明確になる見通しだ。
マコーリー銀行の通貨ストラテジストのジョー・マスターズ氏は「豪ドルは目先、リス
ク意欲に左右される状況が続く」と予想。不透明感が広がる中、投資家のリスク選好度は
あまり大きくないとしている。
0510GMT時点で、豪ドルは1豪ドル=0.8952―0.8954米ドルと、前
日終盤の0.8890―0.8893米ドルを上回っている。海外取引では0.8983
米ドルまで上昇した。豪ドルは30日、米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げを
受け、2週間ぶりの高値となる0.9017米ドルをつけた。
対円では1豪ドル=95円18―28銭。ただ海外取引でつけた高値95円86銭を依
然下回っている。リスク意欲はやや回復したが、投資家らは米金融部門の見通しが不透明
であるために慎重姿勢を崩していない。
豪債券先物は続落。資金の安全な避難先を求める買いが一服したほか、目先の国内利上
げ期待が高まった。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が5日の政策決定会合
で0.25%の利上げを行う可能性は、市場でほぼ80%織り込まれている。
〔豪ドル/米ドル〕
0510GMT 0.8952―0.8954
0100GMT 0.8952―0.8956
前営業日終値 0.8890―0.8893
〔10年債先物3月限〕(カッコ内は前営業日清算値比)
0510GMT 93.880( 0.040)
0100GMT 93.890( 0.030)
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