シドニー外為・債券市場=豪ドル対円で上昇、債券先物は大幅下落

2008年 04月 2日 16:46 JST
 
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 [シドニー 2日 ロイター] 2日のシドニー外国為替市場の豪ドル相場<AUD=>は大

半の通貨に対して堅調だった。一方、債券先物は下落した。株価の大幅高が背景にあり、

投資家のリスク意欲が一部回復したことがうかがえる。

 米ダウ工業株30種平均.DJIが3%と大幅上昇したことを受けてアジアでも同様の株

高が幅広くみられ、世界的な信用収縮がついにその支配力を弱めつつあるとの期待すら浮

上した。

 株価はリスク回避度合いを示す指標とみなされており、株価が上昇すれば、投資家が

(円を低金利で借りて豪ドルなど高利回り通貨を買う)「キャリー取引」を再開している

可能性があると受け止められる。

 この結果、豪ドルの対円相場は1豪ドル=92円48銭と、前日のシドニー市場終盤の

90円90銭から上昇した。

 ただ米株高は米ドル相場にも恩恵をもたらし、このため2日のシドニー市場の豪ドルの

対米ドル相場は1豪ドル=0.9080米ドル前後の狭いレンジ内での値動きに終始した。

 また米ドル相場の反発は一部で商品に対する利食い売りを誘った。投資家らはドル安の

ヘッジとしてこれまで商品を買っていた。金、銅、原油などが軒並み下落し、国際的な商

品指標であるロイター・ジェフリーズCRB指数.CRBは0.51%下落。オーストラリ

アは商品の輸出大国であるため、商品相場安は同国にとってマイナスと受け止められ、豪

ドルの上げ幅を抑えた。

 株価が上昇する中、政府債など安全資産を保有する必要性も減少。米10年債利回りが

10ベーシスポイント急伸したほか、豪10年債利回りも6.04%から6.18%に上

昇した。豪債券先物相場は3年債6月限が0.160ポイント安の93.770、10年

債6月限が0.145ポイント安の93.815。

〔豪ドル/米ドル〕

0505GMT 0.9078

0110GMT 0.9073―0.9075

前営業日終値  0.9097―0.9102

〔10年債先物6月限〕

0505GMT 93.815

0110GMT 93.865

 
 

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