シドニー外為・債券市場=豪ドルは安値からやや戻す、米雇用統計待ち
[シドニー 2日 ロイター] 2日のシドニー外国為替市場の豪ドルの対米ドル相場
は、豪小売売上高が予想を上回ったことから、この日の安値からはやや値を戻した。ただ、
商品相場や金価格の下落により米ドルが堅調だったため、豪ドルが大きく上昇する展開に
はならなかった。
アナリストらによると、米ドルの対主要通貨相場の回復が続くかどうか、この日発表さ
れる4月の米雇用統計が決め手になるという。
3月の豪小売売上高は0.5%増と、事前予想(0.3%増)を上回り、2カ月にわた
る大きな低迷から改善。この統計発表を受けて、投資家は弱めの数字を見込んだ豪ドルの
ショートポジションを削減した。
豪ドルは、小売売上高が発表される前につけた日中安値の0.9301米ドルから戻し
たが、前日終盤の0.9378―0.9381米ドルを下回っている。
対円は、最近の2カ月ぶりの高値を下回る水準で推移。株高を受けて、高金利通貨で運
用するキャリー取引の需要が高まった。1豪ドル=97円52銭―62銭と、前日終盤の
97円27銭―37銭を上回っている。
豪債券先物は軟調。小売売上高の発表後、年内の利下げ観測が後退した。また、株高を
受けて安全な投資先からの資金が株式市場に流入し、債券相場を圧迫した。
〔豪ドル/米ドル〕
0600GMT 0.9315―0.9318
0200GMT 0.9334―0.9338
前営業日終値 0.9378―0.9381
〔10年債先物6月きり〕(カッコ内は前営業日清算値比)
0600GMT 93.720( 0.080)
0200GMT 93.745( 0.055)
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