上海・深セン株式市場・大引け=4.1%続落、インフレ見通しなど懸念
前営業日比 売買代金概算
上海総合指数.SSEC
大引け 3579.147 154.356安 1330.2億元(上海A株)
高値 3774.066
安値 3577.991
前営業日終値 3733.503 27.506安 1479.1億元(上海A株)
滬深300指数.CSI300
大引け 3821.319 189.569安
高値 4042.407
安値 3821.107
前営業日終値 4010.888 44.891安
上海B株指数
大引け 253.083 9.776安 0.75億米ドル
高値 263.916
安値 252.960
前営業日終値 262.859 3.549安 0.56億米ドル
深センB株指数.SZSB
大引け 555.637 18.957安 4.25億香港ドル
高値 577.825
安値 555.625
前営業日終値 574.594 3.924安 4.95億香港ドル
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[上海 7日 ロイター] 7日の上海・深セン株式市場では、外貨建てB株と人民元
建てA株の両方をカバーする上海総合株価指数.SSECが金融株と不動産株主導で4%余
り急落した。インフレや経済成長の見通しをめぐる懸念に圧迫された。
同指数はこの日下げ幅を拡大する展開となり、終値は前日終値比154.356ポイン
ト(4.13%)安の3579.147と、この日の安値3577.991近辺だった。
上海A株の売買代金は1330億元(191億ドル)と依然、活況な商いだったが、前
日の1479億元は下回った。
上海株の値下がり銘柄数は814と、値上がり銘柄数89を上回った。
上海総合株価指数はきょうの下落により、4月8日と25日につけた高値水準でテクニ
カル上の下値支持線である3656―3658を割り込んだ。これは市場が短期的な強気
相場ではもはやないことを示唆している。ただ多くのアナリストらは、同指数が2990
で長期的な底を確立した可能性があると考えている。
ある資産運用会社のファンドマネジャーは「インフレが抑制できなくなる可能性があり
経済に悪影響を及ぼすと
の懸念が高まっている」と指摘。多くのトレーダーは12日発
表予定の4月の消費者物価上昇率が3月の同8.3%をわずかに下回るにすぎない8.1
%前後になると予想している。6日の国際原油相場が過去最高値をつけたこともインフレ
懸念を強めた。
人民元の対ドル相場の上昇が大幅に鈍化する可能性も株式市場の懸念材料となってい
る。海外で取引される人民元先物相場は7日に急落。同相場が示唆する1年後の人民元上
昇率は7.05%で、3月半ばにつけた上昇率のピーク13.79%を大幅に下回ってい
る。人民元の上昇の鈍化は輸出業者を利する可能性が高いものの、人民元高は不動産株な
ど他の多くの株価を押し上げてきた。
上場不動産デベロッパー最大手の万科企業(000002.SZ: 株価, 企業情報, レポート)は7.58%下落した。
また流通制限期間が5月に終了する株式が約2840億元相当あることから(4月終了
分は1500億元)、より多くの株が取引可能になるとの見通しも株価を押し下げた。交
通銀行(601328.SS: 株価, 企業情報, レポート)は5.0%安。同株の株式132億株が5月16日に取引可能にな
る。
中国平安保険 (601318.SS: 株価, 企業情報, レポート)は8.07%安。同社が上海と香港の両市場で数十億ドル規
模の株式発行を行う可能性があると証券時報が伝えたことが嫌気された。
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