スイスのジュリアス・ベア、1─4月に相当量の新規資金を獲得
[チューリヒ 9日 ロイター] スイス3位のプライベートバンク、ジュリアス・ベア(BAER.VX: 株価, 企業情報, レポート)は、2008年1─4月に相当量の新規資金を獲得したことを明らかにした。富裕層が同業最大手UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)から離れつつある兆候の一つとみられている。
UBSは今週、業績回復に向け、従業員を削減する計画を発表した。同行はかつて、スイスの安定性にとっての標識灯に例えられたが、世界的な金融危機で打撃を受けた。
保守的な預金者の多くが安全な代替先とみなすジュリアス・ベアは、信用や流動性の危機に関連する損失の発生はないとしている。
UBSの370億ドルの信用関連の評価損の計上は、同行の投資銀行業務に大きな打撃を与えたのみならず、プライベートバンク業務にも悪影響を及ぼしている。
UBSが今週明らかにしたところによると、08年1─3月期の新規流入資金は60億スイスフラン(56億8000万ドル)を下回り、前年同期の450億スイスフランから著しく減少した。
同業4位クレディ・スイス(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)の資金流入額も135億スイスフランと、前年の約150億スイスフランから減少した。
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