豪金利は今後低下、動向が反転する可能性小さい=豪中銀総裁議会証言

2008年 09月 8日 10:34 JST
 
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 [シドニー 8日 ロイター] オーストラリア準備銀行(中央銀行)のスティーブンス総裁は8日、国内経済に関する半期議会証言を行い、国内金利について、消費支出と借り入れが急速に冷え込んでいるため今後低下し、金利動向が反転する可能性は小さいとの認識を示した。

 総裁は月ごとに状況を見直し、金利を引き下げる余地があればそれに対応して行動すると語った。

 下院経済委員会で証言した総裁は金利動向について「短期的な問題は、現状維持か、やや低下するかだ。まったく予想外のことが起きなければ、短期的にコースが反転する可能性は小さい」と述べた。

 豪ドル相場は総裁発言を受け、一時1豪ドル=0.8285米ドル近辺から0.8270米ドルに下落したが、その後、0.83米ドルに戻している。

 米政府が7日、政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)を管理下に置くと発表したことを受け、豪ドルは1年ぶりの安値から反発していた。

 豪中銀は先週、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを0.25%ポイント引き下げ7.00%とした。利下げは7年ぶりで、豪中銀は利下げと同時に発表した声明で、インフレを抑制する上で十分なほど景気は減速していると指摘した。

 投資家は、豪中銀が来月、景気を下支えるため0.25%ポイントの利下げを実施する確率を80%近く織り込んでいる。

 借り入れコストが10年ぶりの高水準に達し、燃料価格が過去最高値で推移する中、家計は支出を減らし、第2・四半期の国内総生産(GDP)は0.3%増となり、前期の0.7%増から減速した。

 総裁は「総じて家計は現在、支出と借り入れに対して一段と慎重になっている」と述べた。 

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