米FRBはクレジット市場建て直しのために思い切った措置を=ピムコのグロス氏

2008年 10月 7日 11:36 JST
 
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 [ニューヨーク 6日 ロイター] 米有力債券ファンド運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント(ピムコ)の最高投資責任者(CIO)であるビル・グロス氏は、米連邦準備理事会(FRB)は機能不全に陥っているクレジット市場を建て直すため、思い切った措置を取るべきだと提言した。

 グロス氏は6日公表された投資家への書簡のなかで「システミックなレバレッジ解消のためには、システミックな解決法が必要だ。そうした解決法は、循環的な利下げ、流動性供給、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連証券の買い取りなどの措置を超えるものでないといけない」と述べた。

 またグロス氏は、クレジット市場は信用に基づいて成り立つものだが、現在は信用がなくなり市場が機能しなっていると指摘した上で、FRBは機関投資家間の取引が円滑に決済され、カウンターパーティー間の義務が尊重されていることを保証することで、いわば決済機関としての役割を果たすべきだと提言した。

 今後の米国の政策金利の動向については「現在は資産デフレが起こっており、インフレ高進の恐れは過去のものになった」と指摘、「FRBは政策金利を1%まで引き下げるだろう」と予測した。 

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