アルゼンチンは09年償還予定債務の不履行には陥らない=中銀
[ブエノスアイレス 23日 ロイター] アルゼンチン中央銀行は23日四半期レポートを公表し、同国は2009年に償還期限を迎える債務の不履行に陥ることはないと述べた。
同レポートのなかで中銀は「2009年は財政需要が増える見通しだが、政府には充分な財源があり、債務を管理する様々な手法もある。このため、資金調達が困難な状況が続いたとしても債務の不履行には陥らない」と述べた。
アルゼンチン経済省によると、09年の債務償還費と利払い額の合計は202億ドルに達する。そのうち約77億ドルはプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字で賄い、118億ドル分は償還期限の延長や政府機関からの借り入れで対応するとしている。
また中銀は同レポートで08年の貿易黒字見通しを、従来の120億ドルから130億ドルに引き上げた。外貨準備の増加、為替相場の管理フロート制の導入などの政策により、アルゼンチンの財政状態は堅実なものとなったとしている。
「これにより、アルゼンチンは何10年に1度ともいわれる今回の世界的な金融危機に万全な状態で対応できる」と述べた。
ただ、09年の経済成長率は鈍化するとの予測を示した。同レポートに掲載されたグラフによると、同年の成長率は4%を若干下回る水準としている。
アルゼンチン経済は07年までの5年間、毎年8.5%以上の成長を遂げてきた。08年の成長率予測は6─7%とみられている。
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