東南アジア株式=大半が大幅上昇、主要市場は2カ月ぶり高値
[バンコク 5日 ロイター] 週明け5日の東南アジア株式市場の株価は、主要市場が軒並み2カ月ぶり高値をつけた。原油相場の上昇を受けて、シンガポールのウィルマー・インターナショナルやマレーシアのインダストリアル・オキシジェン(IOI)、タイ石油会社(PTT)など、エネルギー関連株やパーム油株が買われた。
年内に世界的に景気が回復に向かうとの期待や、弱いインフレ率を受けてアジアの中央銀行が一段の利下げを行うとの見方から、資金が株価水準が割安な株に還流している。またこの傾向は続くとみられている。DMGパートナーズのシニアディーリングディレクターは、これまでの大量の売りにより、株価水準は基本的にアジア金融危機時なみの低水準になっていると指摘した。
シンガポール市場.FTSTIは5.2%上昇し、11月5日以来の高値。クアラルンプール市場は2.94%上昇し、2カ月ぶり高値。バンコク市場.SETIは6.39%急伸し、11月5日以来の高値。
シンガポールのプランテーション企業、ウィルマー・インターナショナル(WLIL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は9.8%高。ゴールデン・アグリ・リソーシズ(GAGR.SI: 株価, 企業情報, レポート)は20.4%急伸した。マレーシアのパーム油相場が原油高を受けて5.9%上昇したことが背景。
マレーシアのプランテーション企業では、IOI(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート) が12.3%高、サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート) が5.5%高。
バンコク市場ではエネルギー株が上昇を主導。石油・天然ガス大手のPTTPTT.BKは8%高、石炭のバンプーBANP.BKは13.2%高、パーム油のユナイテッド・パームオイルUPOI.BKが4.4%高、タイ・ベジタブルオイル(TVO.BK: 株価, 企業情報, レポート) は23.7%急伸した。
アナリストらによると、12月のインフレ率が予想より低かったことで、タイ中央銀行が14日に大幅な利下げに踏み切るとの観測が浮上し、株買いを促進したという。
ジャカルタ市場.JKSEは6.04%上昇し、約2カ月ぶりの高値。アストラ・アグロ・レスタリ(AALI.JK: 株価, 企業情報, レポート)が19.9%急伸したほか、ブミ・リソーシズ(BUMI.JK: 株価, 企業情報, レポート)は3.3%高。
マニラ市場.PSIは5.44%高。一時つけた約1カ月ぶり高値を若干下回って引けた。通信株が上昇を主導し、フィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォン(PLDT)(TEL.PS: 株価, 企業情報, レポート)は4.9%高、グローブ・テレコム(GLO.PS: 株価, 企業情報, レポート)は3.95%高。
一方、ベトナムのホーチミン市場.VNIは0.46%安で終了した。
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