アジア通貨動向(6日)=ルピアが上昇、全般はまちまち
[シンガポール 6日 ロイター] 6日のアジア通貨市場では、まちまちな展開の中、ルピアが上昇している。米ドルの軟調な動きや、インドネシア債券市場の上昇が当面持続するとの見方がルピア相場を押し上げている。
ルピアIDR=は対ドルで1%余り上昇し、1米ドル=1万1000ルピア近辺。フィリピンペソPHP=も小幅上昇しているが、タイバーツTHB=とシンガポールドルSGD=は軟調に推移している。
米ドルは軟調な展開。オバマ次期大統領の就任を20日に控えて米政府が大規模な景気刺激策を明らかにするとの期待があるにもかかわらず、対円JPY=では1カ月ぶり高値から下落している。
ただ、米議会が再開し、景気対策を議論することから、トレーダーはドルの下値は限られるとみている。
ルピアは、投資促進のための政府支出拡大見通しと、昨年末に導入された投機抑制策で、特に有望とみられている。
インドネシアでは今後数カ月間に総選挙と大統領選挙が予定されており、政治リスクが圧迫要因になるとの見方もある。
ただ市場では、スリ・ムルヤニ財務相が留任し、中央銀行のミランダ・グルトン副総裁も現職にとどまるか貿易省に移るとの楽観的見通しが相場に織り込まれる可能性があるという。
OCBC銀行は、インドネシアの債券市場は今年堅調に推移し、ルピアも上昇するとの見通しを示している。ただ、1米ドル=1万ルピアよりもルピア高となるような大幅上昇は難しい見込み。
*0636GMT(日本時間午後3時36分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。
シンガポールドル 1.4730
台湾ドル 33.018
韓国ウォン 1312.40
タイバーツ 35.04
フィリピンペソ 46.95
インドネシアルピア 11000.00
インドルピー 48.67
マレーシアリンギ 3.5080
人民元 6.8412
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