UPDATE1: 12月のユーロ圏消費者物価指数は前年比+1.6%に鈍化、ECB利下げ観測でユーロ下落
[ブリュッセル 6日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局が発表した2008年12月のユーロ圏15カ国のEU基準消費者物価指数(CPI)は前年比1.6%上昇となり、前月の同2.1%上昇から鈍化した。
市場予想は1.8%上昇で、これを下回った。
また、欧州中央銀行(ECB)のインフレ目標である2%を大幅に下回り、15日に予定されているECB理事会で大幅利下げが実施されるとの観測が高まっている。
発表を受け、ユーロEUR=は1.3440ドルから1.3369ドルに下落した。
今回発表されたCPIの内訳は明らかにされていないが、エコノミストは、原油価格の大幅な下落が12月CPIの低下に大きく寄与したとみている。
ECBは先月、政策金利を75ベーシスポイント(bp)引き下げ、2.5%とした。次回理事会については、50bpの利下げが大方の市場予想だが、一部では75bpの利下げを予想する声もある。
バンク・オブ・アメリカの欧州経済部門共同責任者ホルガー・シュミーディング氏は「(12月CPIの発表で)ECBが1月に追加利下げし、3月に1.5%まで利下げする可能性はさらに高まった。来週の理事会での利下げ幅は、おそらく50bpだろう」と述べた。
ECBのトリシェ総裁は、市場予想が正しいかどうかについてのコメントは一切控えている。
ただ、ECB理事会メンバーであるコンスタンシオ・ポルトガル中銀総裁は5日、ユーロ圏のインフレ率が目標を過度に下回ることを避けるために必要な場合は、追加利下げで対応すると発言した。
また、ECBのパパデモス副総裁は4日、ユーロ圏経済を守り、インフレ率が過度に低下しないようにするために一段の利下げが必要な可能性があると述べるとともに、デフレを阻止する必要があると強調した。
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