ユーロ圏CPIこうみる:ECBは09年上半期に1.00%まで利下げする可能性=IHS
<IHSグローバル・インサイトのハワード・アーチャー氏>
ユーロ圏消費者物価インフレ率の低下は原油価格の急落や食料価格の上昇圧力後退が主因だが、コアインフレ率も大幅に低下しているほか、著しい景気低迷で企業の価格支配力が弱まったため基本的なインフレ圧力も著しく薄れていることが最新の調査で明らかになった。
それに加え、消費者のインフレ期待も急激に低下し、失業の増加で賃上げ圧力も後退している。
ユーロ圏の消費者物価インフレ率が2009年のうちに1.0%を割り込む可能性も高まったもようで、短期的なデフレに陥る可能性も否定できない。
12月の消費者物価インフレ率が欧州中央銀行(ECB)の目標を大幅に下回ったばかりか、購買担当者の景気指数もユーロ圏全域でサービス・セクターの活動が収縮していることを示している。
そのため、ECBが政策金利をさらに大幅に引き下げる可能性が高い。ECBは2009年上半期に、政策金利を1.00%まで引き下げると予想している。
(6日 ロイター)
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