シドニー外為・債券市場=豪ドル一時1カ月ぶり安値、10月の市場介入は過去最高規模に
[シドニー 20日 ロイター] 20日のシドニー外国為替市場の豪ドル相場は、
株安が続く中で一時1カ月ぶり安値まで下落。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀
行)による先月の市場介入規模が過去最高となったという下支え材料も、インパクトが薄
くなっている。
午後4時10分(0510GMT)時点では、豪ドルAUD=は1豪ドル=0.6442
米ドルで取引されている。オフショア市場では米株が下落する前に一時0.6597米ド
ルの高値をつけた。
対円AUDJPY=Rでは、高リスク資産から安全といわれる円や米国債への資本流入が続い
たことで、一時は1豪ドル=60.37円まで下落した。
世界的なリセッション(景気後退)の脅威は必至となっており、米国、アジアで軒並み
株が下落。日本の10月のアジア向け輸出が過去7年で初めて下落したことも、日本を天
然資源の最大の買い手とするオーストラリアに打撃となった。RBAにとって、投資家が
期待する12月の大幅利下げなどの市場支援策実施は不可避となっている。
19日に発表された統計で、10月のRBAによる豪ドル買いの市場介入額が同中銀の
総資産の10%にあたる31億5000万豪ドルとなり、月間としては過去最高に達した
ことが分かった。しかし、市場ではRBAの総資産では特定の為替水準を維持するには不
十分、とみられている。
RBAが2009年までに段階的利下げを行い、政策金利を少なくとも3.50%にす
るとの観測から債券先物は上伸。10年債12月限YTTc1は0.110ポイント高の
95.265となっている。
〔豪ドル/米ドル〕
0510GMT 0.6442
0100GMT 0.6394―6399
前営業日終値 0.6442―6445
〔10年債先物12月限〕(カッコ内は前営業日清算値比)
0510GMT 95.265(+0.110)
0100GMT 95.215(+0.060)
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