UPDATE2: スイスフラン高抑制する政策堅持、2010年にプラス成長回復も=中銀総裁
[チューリヒ 10日 ロイター] スイス国立銀行(中央銀行)のロート総裁は、独ハンデルスブラット紙とのインタビューで、スイスフラン高を抑制する政策を堅持するとの認識を示した。
ハンデルスブラット紙(電子版)によると、ロート総裁は「(スイスフランの)一段の上昇は望まない。デフレを回避しなければならないからだ」と述べた。
スイスフランの上昇圧力が根強い場合、中銀はどう対応するかのとの質問に対し「断固としてわれわれの政策を堅持する」と答えた。
スイス中銀は目標とするスイスフラン相場は明らかにしないとしながらも、目標値はまだ超えていないと指摘した。
スイス中銀は3月以降、何度かスイスフラン押し下げ介入を実施。また政策金利である3カ月物スイスフランLIBORの目標水準を0.25%に引き下げ、ゼロ%近い金利で資金を供給。社債の買い入れも始めた。
年末で退任するロート総裁は、インフレ予想を踏まえて適切と判断すれば流動性を吸収する方針を示した。
総裁は「市場金利を適正な水準に維持することが大切」としたうえで「ただ金利の転換点はかなり先」と述べた。
総裁は、スイス経済について「リスクは下方向」としながらも「来年、若干のプラス成長を想定できる兆候がでている」と述べた。
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