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WRAPUP1:米CIT支援めぐり当局は協議継続、一時的融資などを検討

2009年 07月 15日 13:52 JST
 
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 *CITと当局の協議は継続、一時的な融資などを検討

 *CITの株価、支援期待から19%上昇

 *FDIC、債務保証プログラムによるCIT救済には依然反対

 [ニューヨーク/ワシントン 14日 ロイター] 経営状態が悪化している金融サービスの米CITグループCIT.Nの支援をめぐり、同社と規制当局との協議は依然続いている。

 関係筋および米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙の報道によると、検討されているのは、CITが持ち株会社の資産を傘下の銀行に移管、CITはこの資産の一部を米連邦準備理事会(FRB)へ担保として差し出すことで窓口借入で資金を調達し、これにより一部債務の借り換えが可能とすること。また関係筋によると、猶予期間を与えるため、一時的な融資供与などの措置も検討している。

 WSJによると支援策はまだ固まっておらず、詳細が今後変更される可能性もあるという。さらに、CITのジェフリー・ピーク最高経営責任者(CEO)の進退ははっきりしていない。報道についてCITからコメントは得られていない。

 14日の米株式市場では、政府による支援期待からCITの株価が大幅に上昇、終値は前日比19.26%高の1.61ドルだった。

 ウォールストリート・アクセスの債券部門のマネージング・ディレクター、リチャード・リー氏は「融資という点では、CITの役割は大きい」と指摘。その上で、「CITが破たんしたとしても、AIG(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)やGEファイナンスなどが打撃を受けた時と同じような影響はない」との見方を示した。

 米財務省、FRB、および米連邦預金保険公社(FDIC)は、CIT救済の選択肢をめぐり協議を進めている。14日時点で、FDICは債務保証プログラムによるCITの救済には依然反対しているもよう。関係筋によると、FDICは、CITのジャンク級の格付けや資産の質、流動性問題に関連し、かなりのリスクがあると懸念している。

 財務省、FRB、FDICはコメントを控えている。

 WSJ紙によると、財務省が協議を主導している。また、CITの取締役会が14日に開催されたという。

 ゴールドマン・サックスのアナリスト、ルイス・ピット氏とジョセフ・シャッツ氏は、リサーチノートで、CIT破たん懸念は行き過ぎているとの見方を示し、流動性改善に向け売却できる320億ドルほどの資産が同社にはあると指摘した。仮に資産を売却した場合、一部の政府支援プログラムを受ける資格を有することになるとの見方を示した。

 両氏は「CITが米銀行セクターにとりシステミックリスクになるとは思わない。一方、政府は投資による損失を受け入れることには消極的だろう」と指摘した。

 

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