UPDATE6: 中国国家統計局の会見要旨

2009年 07月 16日 13:22 JST
 
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 [北京 16日 ロイター] 中国国家統計局スポークスマンの李曉超氏が16日、2009年第2・四半期国内総生産(GDP)統計発表後に開いた会見の要旨は以下の通り。

 

 <明るい兆し>

 

 1─6月のGDPは、通年の目標である8%成長の達成に向けて磐石な基礎を築いた。

 中国経済は引き続きよい方向に向かっており、明るい要素が増えている。

 買い物をする人が増えており、物価も上がり始めている。景気は回復しており、回復の動きが強まっている。政府の総合的な対策が金融危機の克服で効果をあげている。

 内需で目立つのは、マンション販売と自動車販売の伸びだ。

 地域間の成長格差を調整することにも力を入れている。中部、西部への投資は非常に力強く伸びている。

 <懸念要因>

 

 成長を維持する政策は非常にはっきりした成果が出ているが、景気回復の基盤はまだしっかりしたものとはいえない。

 景気回復は完全に均衡がとれたものではなく、一部の地域は他の地域ほど順調に回復していない。

 物価の下落が続いており、注視する必要がある。経済成長率は潜在成長率を下回っている。

 一部の業種は依然として過剰生産能力を抱えており、設備稼働率は依然低い。

 就職活動がピークを迎えているが、中国経済は世界的な金融危機の影響に苦しんでいる。

 景気は回復しているが、十分な雇用はまだ創出できていない。(労働市場は)深刻な圧力に見舞われており、中央政府は積極的な雇用対策の必要性を特に強調している。

 <1─6月のGDP寄与度>

 

 1─6月のGDP成長率(前年比7.1%)の寄与度は、投資6.2%ポイント、最終消費3.8%ポイント、純輸出マイナス2.9%ポイント。

 前期比ベースの四半期統計は、データの収集を拡大しなければらならないため、難しい。海外の事例を参考に研究を進めているが、研究にはまだ時間がかかる。

 

 <構造改革を促進>

 

 構造改革を促進する機会を積極的に活用し、経済成長維持と経済改革という2つの目標を関連づけていきたい。 

 <物価>

 

 夏の穀物生産は6年連続で増えている。物価は国内の穀物供給と密接な関係がある。

 年明け以降、国際商品価格は上昇しており、国内物価にも一定の影響が出ている。工場出荷価格は過去3カ月、前月比で上昇している。

 物価と信用の伸びには非常に緊密な関係がある。両者は正比例の関係にあるため、銀行融資を注視する必要がある。

 インフレもデフレも経済の健全な成長に悪影響を及ぼし得る。どちらも望ましくない。適度な物価上昇を維持したい。

 <冒頭の声明>

 

 景気回復の基盤は依然として弱い。成長の勢いは不安定だ。景気回復のパターンは均衡がとれておらず、したがって、回復のプロセスには依然として不透明要因、不安定要因がある。

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