東南アジア株式=まちまち、KL市場は17カ月ぶり高値

2009年 11月 10日 20:37 JST
 
記事を印刷する |

 [バンコク 10日 ロイター] 10日の東南アジア株式市場の株価は、シンガポール、クアラルンプール市場でそれぞれ3週間ぶり、17カ月ぶりの高値をつけた。楽観的なパーム相場動向を背景に、パーム油大手のウィルマー・インターナショナルや複合企業のサイム・ダービーが値上がりした。

 CIMBリサーチは、粗パーム油相場が今後2年間で7─18%上昇すると予想。アジア地域のプランテーション運営企業株の投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に引き上げた。

 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは前日終値比0.5%高と3日続伸。ウィルマー(WLIL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は1.7%高、ノーブル・グループ(NOBG.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.2%高でそれぞれ引けた。STIは序盤に一時、10月20日以来約3週間ぶりの水準まで上昇した。

 シンガポール航空(SIAL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は0.1%高。引け後に発表した第3四半期決算の損失額は予想より悪かったが、先行きは改善しているとしている。

 クアラルンプール市場のクアラルンプール総合指数(KLCI)は同0.5%高と6日続伸し、2008年5月23日以来の水準となった。サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)は0.3%、農園大手KLケポン(KLKK.KL: 株価, 企業情報, レポート)は1.2%それぞれ上昇して終了。

 マニラ市場.PSIの株価は3日ぶりに反発し、同2.8%高と08年4月3日以来の高値。

 半面、ジャカルタ.JKSE、バンコク.SETI両市場の株価は値下がりした。株価指数はそれぞれ1.02%、0.7%下落。ベトナム市場.VNIは3日続落し、9月7日以来の安値に沈んだ。

 バンコクのブローカーは「第3・四半期決算が今週発表され、大型株に利食い売りが出る可能性がある。われわれは投資家に収益見通しが堅調な中型株にシフトするよう推奨している」と語った。

 バンコク市場では、PTTアロマティクスPTTAR.BKが第3四半期決算を受け3%近い下落となったほか、石油化学のIRPCIRPC.BKとCPフーズCPF.BKはそれぞれ2.4%、1%値下がりした。

 また、ジャカルタ市場では資源大手のブミ・リソーシズ(BUMI.JK: 株価, 企業情報, レポート)が6.5%安。7年社債を発行し、3億ドルの資金調達計画を発表したことが嫌気された。

記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

 
 

株価検索

会社名銘柄コード
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ 

ファクトボックス

WLIL.SI
現値:
前日比:
Up/Down:
 
  • 日本日本
  • アジア
  • 米国米国
  • 欧州
  • 東証1部 値上り率