欧州委、オラクルによるサン・マイクロシステムズ買収に反対表明
[ニューヨーク/ワシントン 9日 ロイター] 欧州委員会は、米ソフトウェア大手のオラクル(ORCL.O: 株価, 企業情報, レポート)による米コンピューター・メーカーのサン・マイクロシステムズ(JAVA.O: 株価, 企業情報, レポート)買収に対し、反対する考えを表明した。
サン・マイクロシステムズが米証券取引委員会(SEC)に提出した文書によると、欧州委は、サンの「MySQL」データベース製品とオラクルの製品が組み合わせられれば、データベース市場の競争を阻害する恐れがあると判断した。
オラクルは「欧州委員会の方針に断固として対抗していく計画だ」と表明した。
欧州委員会は来年1月19日までに、合併の承認の是非について正式決定しなければならない。
長年にわたる業績不振に苦しんでいたサンは今年初め、オラクルへの身売りを決定した。
欧州委は、グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)やアマゾン(AMZN.O: 株価, 企業情報, レポート)などのウェブサイトに用いられているサンの「MySQL」データベースが競争を阻害すると懸念しており、オラクルは競争上の懸念を和らげるための証拠を提出していない、と批判していた。
一方、米司法省は8月に両社の合併を承認しており、9日に、両社が合併しても顧客にはさまざまな選択肢がある、との声明を発表した。
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