UPDATE1: 米銀、融資基準を厳格化する割合が低下=FRB四半期調査

2009年 11月 10日 12:02 JST
 
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 [ワシントン 9日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が発表した銀行の融資担当者を対象にした融資状況に関する四半期調査によると、第3・四半期に融資基準を厳格化する銀行の割合が低下したほか、ローン需要も急激には減少しなかった。

 信用状況は依然ひっ迫し、ローン需要も低調なものの、10月に実施した同調査では、金融危機の深刻化により昨年ピークに達した融資基準を厳格化する銀行の数が今後も減少することが示唆された。

 IHSグローバル・インサイツのエコノミストは「深刻な信用ひっ迫状況から脱している。単に通常のひっ迫状況に戻っている。異常なひっ迫状況ではない」と述べた。

 信用状況の緩和は、国内経済が1930年以来最悪の景気後退(リセッション)から脱却することを支援するが、消費者や企業は借り入れには依然消極的だ。

 7─9月の米経済成長率は前期比年率3.5%となり、リセッションを脱した可能性がある。ただ、10月の失業率は10.2%となり、約26年ぶりの高水準に達し、景気回復の足取りは遅いとみられている。

 今回の調査では、プライム(信用度の高い借り手向け)住宅ローンに対する需要が前回調査に比べ拡大した。

 商工ローン、商業用不動産ローン、「非伝統的」住宅ローンに対する需要の減少は、前回調査に比べ広範囲に及ぶものではなかった。

 消費者ローンに対する需要の減少はほぼ同程度、ホーム・エクイティ・ライン・オブ・クレジット(HELOC)に対する需要の減少はより著しいものとなった。

 プライム住宅ローンとHELOCの融資基準を厳格化した銀行の数については、さほど変化がみられなかった。

 

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