UPDATE2: 米経済にとり強いドル維持が重要、財政赤字削減に取り組む=米財務長官

2009年 11月 11日 14:56 JST
 
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 [東京 11日 ロイター] 訪日中のガイトナー米財務長官は11日、米経済の健全性にとって強いドルを維持することが重要とした上で、米国の財政赤字を削減する決意を示した。

長官は米大使館で日本の報道陣に対し「米国と米経済の健全性にとって、強いドルを維持することが非常に重要であると強く信じる」と述べた。

 また、米国の経済政策に対する投資家の信頼感を維持することが重要であることも認識していると指摘した。

 長官は「我々には、世界中の投資家の信頼感を維持する政策を確実に履行する特別な責任がある」と述べた。また、米国の財政収支を持続可能な水準に戻すことも必要との見解を示した。

 長官は「将来の経済成長がより内需主導型になることが経済政策の基本目標であることを、財務相と首相はともに会談の始めに明確にした」と述べ、輸出依存から内需主導の経済成長にシフトするための日本政府による取り組み姿勢を歓迎した。

 現実的にみて、景気回復を持続可能なものにするためには、これまでほど米国の消費に頼ることはできないとし、多額の負債により米国民は今まで以上に貯蓄をしていると指摘した。

 世界経済に回復の兆しがみられるものの、各国は景気刺激策を継続させる必要があるとの見解を示した。「世界経済は再び成長しているものの、民間部門主導の自律的な成長に向けた全ての条件は整っていないと誰もが現時点では認識していると思う」と指摘。「回復への橋渡しとして、政府政策による継続的で注意深く構築された支援が必要」との認識を示した。

 中国の為替政策についての質問に対しては、中国が世界経済を危機から脱却させることを支援したと評価、中国政府のより柔軟な為替政策への取り組み姿勢を歓迎するとした。

 「中国は広範な政策目標を遂行するというすばらしい記録がある」と述べた。ただ、より柔軟な為替政策は、中国政府が試みている「非常に複雑な一連の政策変更」の一部に過ぎないが、それは、中国における内需主導の成長に向けた心強い兆しとの見方を示した。

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