TARP資金、財政赤字削減に活用する可能性=米行政管理予算局長

2009年 11月 13日 08:14 JST
 
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 [ワシントン 12日 ロイター] 米行政管理予算局のオルザグ局長は12日、財政赤字削減のため7000億ドル規模の不良資産救済プログラム(TARP)がどのように活用可能かについて、オバマ政権が検討していることを明らかにした。

 局長はブルームバーグ主催の会合で記者団に対し、TARPについて住宅ローンを抱える世帯支援や中小企業向けの融資などにも活用する方針であるとした上で、「将来の金融危機への柔軟な対応を維持する一方で、債務削減にリソースの一部を活用が可能かという問題も起きる」と述べた。

 米国の2009会計年度(08年10月─09年9月)の財政赤字は1兆4000億ドル。対国内総生産(GDP)比は10%で第2次大戦以来最大となった。

 財務省はこの日、10年度最初の月である10月の財政赤字が過去最大となり、13カ月連続の赤字を記録したと発表した。

 TARPは、リーマン・ブラザーズが経営破たんし、金融危機が悪化した昨年創設された。金融機関から返済された700億ドルを含め、現在約2100億ドルが利用可能になっている。

 財務省筋はロイターに対し、政府は議会が承認したTARPの7000億ドル全額を活用する必要がない可能性があると述べた。

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