米MMF「リザーブ・イールド・プラス」、投資家への資産償還の当面停止を発表
[ニューヨーク 12日 ロイター] 米マネー・マーケット・ファンド(MMF)の「リザーブ・イールド・プラス」は12日、投資家への資産の償還を当面停止すると発表した。
同ファンドは、昨年破たんしたMMFの「リザーブ・プライマリー・ファンド」と同じ企業が運営する。「リザーブ・プライマリー・ファンド」は一時は620億ドルの資産を保有するまで資金を集めたが、昨年9月のリーマン・ブラザーズ(LEHMQ.PK: 株価, 企業情報, レポート)の破たんを受け、総額7億8500万ドルのリーマン・ブラザーズへのエクスポージャーを償却せざるを得なくなり、破たんに追い込まれた。
「リザーブ・イールド・プラス」が今も保有している資産は8550万ドル。これまでに全資産の90%を超える10億ドル以上を投資家に償還してきた。残る資産の償還を当面停止したのは、訴訟費用などに備えるためとしている。
具体的には、リーマン・ブラザーズの破たんに関わる訴訟を含む訴訟費用が4490万ドル、ノン・プロラタ・ベーシスで求められる可能性のある償還が3780万ドル、管理コストなどその他の費用が150万ドル。これらを差し引くと130万ドルしか残らないとしている。
同ファンドは「訴訟手続きの進ちょく具合に合わせ、追加的な償還を行うか決める」としている。
多くの投資家は、政府による裏づけがないにもかかわらずMMFへの投資は現金に準じる流動性の高い資産とみなす傾向があった。
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