WRAPUP2: 米国、中国の台頭を抑えることは望まず=オバマ大統領

2009年 11月 16日 17:01 JST
 
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 [上海 16日 ロイター] 中国を訪問中のオバマ米大統領は16日、米国は中国の台頭を抑えることは望んでいないと述べるとともに、両国の通商はより均衡のとれたものであるべきとの見解を示した。

 学生とのミーティングで述べた。また、米中が敵対するとは決まっているわけではないと述べた。

 大統領は質疑応答の前に「われわれは中国の台頭を抑えることは望んでいない。それどころか強力で豊か、かつ成功した国家のコミュニティの一員として中国を歓迎する」と発言。一方で「他国に特定の政府のシステムを押し付けるつもりはないが、われわれが支持する原則が米国に特有のものではないとも考えている」と述べた。

 中国国営のインターネットサイトは、ミーティングに際し大統領への質問を募集した。質問の中にはダライラマと会談の予定があるかを尋ねるものが多かった。

 オバマ大統領はあす胡錦濤国家主席と会談し、北朝鮮やイラン、温暖化問題などを話し合う予定。

 大統領はこれまでに、人権問題や両国間の貿易不均衡、人民元相場などを首脳会談でとりあげる意向を明らかにしている。

 大統領は1979年の米中国交正常化当時は数十億ドル程度だった貿易額は、今は4000億ドル以上に膨らんでいると指摘。

 「需要がより均衡のとれたものとなり、さらなる繁栄をもたらせば、両国間貿易で雇用を増やすことは可能になる」と述べた。

 両首脳は首脳会談で友好を築くことに専念し、互いの批判は避けるとみられている。

 温暖化問題について、オバマ大統領は、両国政府が「非常に重要なステップ」をとる重要性を強調。他の国々は12月にコペンハーゲンで開かれる国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)を控え米中両国の行動に注目していると述べた。

 

 また情報の流れが自由になるほど国家は強力になるとの認識を示した。 情報伝達の自由が創造力や柔軟な発想を育むと指摘し「私は検閲の廃止やオープンなインターネット利用を強く支持している」と語った。

 

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