UPDATE1: アジア通貨動向(16日)=リンギとペソが上昇、インドルピーも堅調維持
[シンガポール 16日 ロイター] 16日のアジア通貨市場ではマレーシアリンギとフィリピンペソが対米ドルで上昇。またインドルピーもオンショア、オフショア両市場で引き続き堅調。
中国の為替政策をめぐり米中当局の発言が交錯するなか、米ドルは軟調。ただ、中国当局が人民元相場の安定維持を確約しており、目先の人民元高観測は後退している。
ドルが引き続き主要通貨に対して軟調となるなか、ドル/インドルピーのノン・デリバラブル・フォワード(NDF)の下げはスポット市場にも波及した。インド株式市場が堅調に推移していることも、センチメントを押し上げている。
インドのある市場参加者は「オバマ大統領の2日間の中国訪問を背景に、人民元の上昇観測があり、これは13日にドル/ルピーのNDFの押し下げ要因となった。この基調はこの日も続いている」と語った。
1カ月物のドル/ルピーNDFINR1MNDFOR=は45.98/46.04.13日には46.27だった。
スポットではルピーはドルに対し0.5%高の46.05ルピー。
マレーシアリンギMYR=は、ユーロや大半のアジア通貨の動向に追随し、ドルに対して0.4%上昇。16日は3.3550─3.3650リンギのレンジで推移すると予想されている。
クアラルンプールのあるトレーダーは「リンギの動きは非常に秩序だっており、台湾や韓国のような中銀の措置は必要ない」との見方を示した。
市場関係者は人民元の動向を注視している。
ある市場関係者は「中国が米国の圧力に屈しない限り、人民元の上昇は非常にゆっくりとしたペースで、秩序だったものになるだろう。年に1─3%ぐらいの上昇とみている」と語った。
フィリピンペソはドルに対してPHP=0.4%高の46.52ペソ。ただ、株式市場の利食い売りで上値は抑えられた。
*0738GMT(日本時間午後4時38分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。
シンガポールドル 1.3842
台湾ドル 32.183
韓国ウォン 1153.80
タイバーツ 33.17
フィリピンペソ 46.52
インドネシアルピア 9355.00
インドルピー 46.08
マレーシアリンギ 3.3585
人民元 6.8265
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