米ハーバードとエール大学の基金、運用成績悪化で昨年資産規模が約30%減少
[ボストン 10日 ロイター] 米ハーバード大学とエール大学は10日、運用成績の悪化に伴い、昨年基金の資産規模が30%近く減少したことを明らかにした。
6月30日時点でハーバード大学の基金規模は、前年から27.3%減少し、260億ドルだった。ただ、調査・コンサルティング会社ウィルシャー・アソシエーツによると、過去10年間、同様の基金の毎年のリターンが平均3.2%となるなか、同基金は平均で8.9%のリターンを確保している。
運用成績は過去40年で最悪となり、ハーバード大学は職員の解雇を進めるほか、敷地拡大の計画を中断している。
一方、エール大学の基金は6月30日時点で前年比30%減少し160億ドルとなった。
ウィルシャー・アソシエーツによると、ハーバード大学とエール大学は過去数年、ヘッジファンドやプライベートエクイティーへの投資を拡大していたが、昨年こうした投資で損失が発生した結果、基金の資産規模が減少し、縮小幅は主に株式や社債に投資した他の大学の平均(18%)を大きく上回った。
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