UAE中銀が緊急流動性供給措置を発表、銀行の流動性支援
[ドバイ 29日 ロイター] アラブ首長国連邦(UAE)中央銀行は29日、金融システムに流動性を供給する緊急措置を発表した。ドバイの政府系企業とその系列会社に債務問題が発生したことを受けた、銀行の流動性を支援する最初の対応。
ドバイ政府は25日、ドバイ・ワールド[DBWLD.UL]と系列の不動産開発会社ナヒール[NAKHD.UL]が抱える巨額な債務について、債権者に返済猶予を要請すると発表した。
これを受けて世界の金融市場は動揺。投融資した銀行は損失を被る可能性があるばかりでなく、預金者の取り付け騒ぎが起こりかねない状況で、UAE銀行間市場の機能が不安視されていた。
UAE中銀は、3カ月物の首長国銀行間取引金利(EIBOR)プラス50ベーシスポイント(bp)で「銀行の当座勘定に関連した特別追加流動性ファシリティー」を開始すると発表した。詳細は明らかにしていない。
同中銀は、銀行システムは世界的な金融危機のあおりを受けた1年前よりも健全で流動性も改善していると表明した。
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