UPDATE4: トヨタ自動車<7203.T>、米国でリコール対象車の販売・生産を一時停止
*欧州でのリコール可能性などについてコメントを追加します。
[デトロイト/東京 26日 ロイター] トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)は26日、アクセルペダルに不具合が生じる可能性があるとして米国でリコールした8車種の販売を一時停止することを明らかにした。
トヨタは今月21日、米国で販売した8車種について、アクセルペダルが踏み込んだ位置で動かなくなる恐れがあるとして、約230万台のリコールを実施すると発表していた。
同社は、2月第1週に北米工場でこの8車種の生産を停止することも明らかにした。
トヨタ東京広報部は「リコールへの対応策が未定のため販売・生産の停止期間も現時点で未定」としている。同社の過去のリコールでは部品の交換から周辺部品も含めた交換、車全体の交換などさまざまな対応が取れた経緯があるが、「今回の対応策は未定。米当局と協議のうえ速やかに決めたい」(広報部)としている。
販売停止の対象車種は、2007年モデル以降のカムリ、09─10年モデルのRAV4、カローラ、マトリックス、08年─10年モデルのセコイア、07年─10年モデルのタンドラ、05年─10年モデルのアバロン、10年モデルのハイランダー。同社は「解決策が確定するまで、今回の措置が必要になる。顧客のために可能な限り早くこの問題に対処するため、あらゆる努力をする」との声明を発表した。
なおトヨタは問題の部品を使用した車種が欧州でも販売された実績があるため欧州でもリコールの必要性について検討している。ただ、同部品は現在の欧州販売車種では使用されていないため、欧州で生産停止となることはないとしている。
今回のリコール問題についてアドバンスト・リサーチ・ジャパンの遠藤功治アナリストは「リコール自体は品質関連の引当金を4500億円ほど積んでいるため業績に影響がない」と指摘しつつも、生産一時停止については「停止するのが北米の主要工場なのでインパクトが大きい」とコメント。「アクセルペダルの形状を変更しないといけない」として、時間がかかる可能性があるとの見方を示した。
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