東南アジア株式=SPなど7週間ぶり高値、マレーシア2年ぶり高値

2010年 03月 10日 21:01 JST
 
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 [バンコク 10日 ロイター] 10日の東南アジア株式市場の株価は、シンガポール市場が、上向きな経済成長見通しを受けて約7週間ぶりの高値水準に上昇した。またバンコク市場は、エネルギー株に選別買いがあり、5営業日ぶりに上昇した。

 中国の2月の貿易統計で輸出入とも予想を上回ったことを受けて、東南アジア地域で楽観的ムードが高まった。クアラルンプール市場が2年ぶり高値に上伸したほか、ジャカルタ、マニラ市場がともに7週間ぶり高値をつけた。

 シンガポール市場では、ストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIが0.8%上昇し、1月21日以来の高値。シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行に相当)は10日、エコノミストを対象に実施した景気予測調査の結果を発表。それによると、2010年の同国国内総生産(GDP)成長率は6.5%。09年はマイナス2.0%だった。

 活発に取引された銘柄では、パーム油大手インドフード・アグリ・リソーシズ(IFAR.SI: 株価, 企業情報, レポート)とゴールデン・アグリ・リソーシズ(GAGR.SI: 株価, 企業情報, レポート)がともに6%超急伸。マレーシアでパーム油在庫が減少したとの報を受け、パーム油価格が上昇するかもしれないとの観測が浮上した。

 バンコク市場のSET指数.SETIは4日続落の後で、0.29%高。タイ中央銀行は予想通り、政策金利を1.25%で据え置いた。

 ただ市場は依然、国内政治状況に注目している。タイのタクシン元首相支持派がバンコクで予定している大規模集会に対応するため、政府は治安維持法を適用する方針。

 石炭大手バンプーBANP.BKは1.4%高。石炭価格高で同社の業績見通しが期待された。石油精製のタイオイルは4.22%高。同社はロイター通信に対し、2010年の売上高が増加するとの見通しを示した。

 クアラルンプール市場のクアラルンプール総合指数(KLCI)は0.78%上昇し、08年3月以来の高値をつけた。農園株が上昇を主導し、サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)は1.5%高、クアラルンプール・ケポン(KLKK.KL: 株価, 企業情報, レポート)は2.3%高、インダストリアル・オキシジェン(IOI)(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)は1.47%高。

 ジャカルタ市場の総合株価指数.JKSEは0.49%高。1月20日以来の高値をつけた。ユニリーバ・インドネシア(UNVR.JK: 株価, 企業情報, レポート)が5.9%高、国営ガスPGN(PGAS.JK: 株価, 企業情報, レポート)が3.3%高と、上昇を主導した。

 一方通信のインドサット(ISAT.JK: 株価, 企業情報, レポート)は0.86%安。ムーディーズ・インベスターズ・サービスは同社の格付け見通しを「ステーブル」から「ネガティブ」に引き下げた。

 マニラ市場の主要株価指数.PSIは0.4%高。1月15日以来の高値をつけた。フィリピン中央銀行は11日に政策金利決定会合を開く。

 電力関連株が買われ、エナジー・デベロップメント(EDC.PS: 株価, 企業情報, レポート)は3.1%高、ファーストジェン(FGEN.PS: 株価, 企業情報, レポート)は6.1%高。

 一方ベトナムのホーチミン市場のVN指数.VNIは利食い売りに0.3%安。バオベトBVH.HMが3.3%下げたほか、ビナミルクVNM.HMは2.2%安。

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