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マラケシュで再開発計画、歴史的書店群にふたたび移動迫る
2017年6月9日 / 05:44 / 3ヶ月前

マラケシュで再開発計画、歴史的書店群にふたたび移動迫る

 6月6日、モロッコの歴史都市マラケシュで再開発計画が持ち上がり、かつては12世紀に建てられたクトゥビーヤ・モスク周辺で宗教書を販売するなどして代々引き継がれてきた歴史的な書店群が、またも移動を迫られている。写真は5月撮影(2017年 ロイター/Youssef Boudlal)

[マラケシュ(モロッコ) 6日 ロイター] - モロッコの歴史都市マラケシュで再開発計画が持ち上がり、かつては12世紀に建てられたクトゥビーヤ・モスク周辺で宗教書を販売するなどして代々引き継がれてきた歴史的な書店群が、またも移動を迫られている。

再開発に伴うこうした移動は過去40年間で6回目となり、現在は市の端にあるBab Doukkala地区に26軒が残るのみとなっている。

以前は宗教書と手書きの本に特化して販売されていたが、現在扱われている書籍はカール・マルクスのアラビア語訳や近代のモロッコ料理の本、何世紀も前に作成された手書きのイスラム法など多岐にわたり、ときには数千ドルの値が付くこともある。ただ、ほこりだらけのビニールシートや錆びついたメタルフレームとともに本が陳列されている書店の風景は、貧民街を思わせるという。

地元市民によると、当局はBab Doukkalaの市場(スーク)を解体して公共庭園にする計画。

モロッコの識字率の低さに加え、インターネットや電子書籍の普及による印刷媒体の需要減という世界的なトレンドも、これら書店を苦境に追いやっている。

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