中国株は一段と上昇の見通し=ゴールドマン

2009年 07月 16日 18:25 JST
 

 [上海/香港 16日 ロイター] ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)のストラテジストは、中国の株価が一段と上昇するとの見通しを示すとともに、株式バブル回避に向け政府は措置を講じる必要があると指摘した。

 ゴールドマン・サックスのアジア太平洋地域の投資リサーチ部門マネージング・ディレクター、Thomas Deng氏は記者会見で「信頼感は回復しており、流動性は潤沢。海外からの資金があらゆるチャネルで中国の資産へ向かっている」と語った。

 一方「中国が、緊急措置を長期的な政策にするかもしれないことが懸念事項だ。経済成長が目標値に達した時点で、もしくは、インフレの明らかな兆候がみられる時点で、政府は流動性を引き締めるべき」との考えを示した。

 バリュエーションは過剰な水準には達していないとし、銀行、不動産、および、消費関連株は、依然投資価値があるとの見方を示した。

 政府の4兆元(5850億ドル)の景気対策が民間部門の投資を刺激し始めており、内需は予想よりも速いペースで伸びていると指摘。世界経済の安定化を背景に、2010年の輸出は7─9%拡大する可能性があるとの見方を示した。

 さらに、企業の利益率水準は既に底入れした可能性があり、今後収益は改善するとの見通しを示した。

 その上で「中国は世界的にみても比較的明るい状況にある」とし「投資家は、内需拡大の恩恵を受ける株を買うべき」と述べた。

 
 
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