JPモルガンの第2四半期は予想上回る増益、中核事業が好調
[ニューヨーク 16日 ロイター] 米JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)が16日発表した第2・四半期決算は、純利益が前年の20億ドルから27億2000万ドルに増加した。中核の消費者金融・投資銀行部門の貢献がクレジット損失を上回り、予想を大幅に上回る好決算となった。
ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想は1株利益が0.04ドルだった。ただ株式発行高の増加が一因となり、1株利益は前年同期の0.53ドルから0.28ドルに減少した。
今回の数字には、不良資産救済プログラム(TARP)資金返済に関連した1株損失0.27ドルと連邦当局の保険資金拡充に絡む同0.10ドルが含まれる。
収入は41%増の277億1000万ドルで、やはりアナリスト予想の259億1000万ドルを上回った。
クレジット損失の引当金は97億ドル。前年同期の42億9000万ドルから増加したものの、前四半期の100億7000万ドルからは減少した。
同行は先月、TARPに基づき注入された公的資金250億ドル全額を返済。公的資金注入時に発行した新株引受権(ワラント)について、割高価格で買い戻すよりも米財務省による入札を容認する姿勢を示した。
ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は声明で、経済が低迷するなか、同行の資本や準備金の水準、収益力は底固いとの認識を示した。
中核的自己資本(Tier1)比率は9.7%、普通株ベースの比率は7.7%だった。
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