訂正:米シティ第2・四半期は予想外の黒字、証券部門売却で
[ニューヨーク 17日 ロイター] 米金融大手シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)が17日発表した2009年第2・四半期決算は、43億ドルの利益を計上し黒字に転換した。傘下の証券部門スミス・バーニーの売却益が中核銀行事業の損失を打ち消した。
同売却益を除く1株損益は0.62ドルの損失(訂正)。ロイター・エスティメーツがまとめた予想の0.31ドルの損失を上回った(訂正)。
純利益は42億8000万ドル(1株当たり0.49ドル)となった。前年同期は25億ドル(同0.55)ドルの赤字だった。スミス・バーニーとモルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)資産運用部門との統合で67億ドルの利益を計上した。
収入は71%増の300億ドル。スミス・バーニーの売却で111億ドル押し上げられたほか、住宅ローン資産などの評価増が貢献した。
クレジット関連費用は124億ドルに増加した。うち84億ドルは純損失、39億ドルは貸倒損失引当金。
同社の中核であるリテール金融業務・投資銀行業務・クレジットカ-ド業務による「シティコープ」部門では継続事業ベースの利益が11%減の30億6000万ドルに落ち込んだ。地域の個人向け銀行事業が圧迫した。投資銀行やトレーディング部門を含む法人向け事業の営業利益は16%増の28億4000万ドルだった。
将来の分離を視野に入れた不良資産を含む非中核部門「シティ・ホールディングス」の営業利益は13億6000万ドル。前年同期は52億3000万ドルの赤字だった。証券や資産管理部門などが消費者金融事業の不振や不良資産の評価損を上回って好調だった。
米政府やほかの投資家に対する優先株式の配当金は12億8000万ドルだった。
*訂正:原文の訂正により、2段落目のスミス・バーニーの売却益を除く1株損益を「0.26ドルの損失」から「0.62ドルの損失」に訂正します。併せて、赤字幅はロイター・エスティメーツの予想を「下回った」から「上回った」に訂正します。
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