豪州の山火事で救出されたコアラ、感染症で安楽死

2009年 08月 7日 16:10 JST
 

 [シドニー 6日 ロイター] 半年前にオーストラリアの山火事で救出され、その映像が世界中の注目を集めたコアラの「サム」が6日、嚢胞(のうほう)を切除する手術を受けたが、最終的に安楽死させられた。

 173人が死亡した山火事の生存者にとって、ボランティアの消防隊員に救い出された「サム」が水を飲む姿は、希望のシンボルだった。

 しかし、救出から数カ月後、「サム」はオーストラリアのコアラの間で広がっているクラミジアに感染し、嚢胞(のうほう)が出来ていると判明。6日に手術が行われたが、尿路と生殖器まで感染が広がって手の施しようがなく、強い痛みを取り除くこともできないため、獣医の手で安楽死させた。

 オーストラリアのコアラの50%は泌尿生殖器がクラミジアに感染しているが、コアラがどのようにこの細菌に感染するようになったのかは明らかになっていない。

 
 
Photo

ロイターオンライン調査

写真

欧州の監督当局は金融機関の報酬制限導入で足並みがそろっているが、その関連で注目されるのが、流動性規制に向けた動きだ。  ブログ