再送:インタビュー:日本株を大いに悲観=松井証券社長

2009年 10月 9日 10:10 JST
 

 [東京 8日 ロイター] 松井証券(8628.T: 株価, ニュース, レポート)の松井道夫社長は8日、日本の株式市場の展望について「大いに悲観的」との見方を示した。個人や外国人投資家の売買が細り流動性が低下していることや、デフレの進行が予想されることが、株式投資から資金を遠ざけると話した。ロイターとのインタビューで述べた。

 松井社長は、このままでは東証の売買代金が1兆円を継続的に下回るような状態になるとも懸念を示した。また、企業が大幅な希薄化を伴う公募増資で資本調達をする流れにあることについては「長期的に市場を騙すことはできない」と述べ、いずれ株価に反映されるとの見方を示した。

 インタビューの主な内容は以下の通り。

 ──目先の東京市場の先行きをどうみるか。

 「大いに悲観的だ。その理由は、流動性がどんどん細っていることにある。流動性を生んでいるのは、個人投資家と外国人投資家。個人の大半はデイトレーダー。月間100回以上約定する人をデイトレーダーと定義しよう。個人投資家の6─7割は彼らの流動性からきているが、個人の取引は枯れている」

 「外国人投資家も日本にあまり期待できないと思い、日本を素通りして中国やインドなどにおカネを向ける。これから流動性はますます細り、ちょっとした材料で乱高下する市場になるということを十分考えた上で株式投資をしたほうがいい。ずっとそのような流動性の枯渇が続くとは思えないが、知っているのと知らないのとでは投資のやり方は変わってくるだろう」

 ──日本の個人マネーが株式市場に来ないのはなぜか。  

 「日本の機関投資家がほとんど動かない。一方で、銀行の自己資本比率の規律など、国際的な議論はまだ決まっていないが、少なくとも持ち合いという日本独特の慣習を是認するルールにはならないだろう。そうなると、法人が株を持っているという前提が一気に崩れる。誰が日本の市場に来るだろうか。(東京市場は)開店休業になる。流動性がなくなるということは、機能を果たさないということだ。流動性に関しては大変な危機感を持っている」  続く...

 
 
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