日経平均が反落、海外ファンドの売り観測
[東京 5日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は反落。4日の米株市場が引けにかけて軟化した流れから、東京市場も売り先行となったという。
市場では「米株市場は投信などのまとまった売りが出た可能性がある。その流れが東京市場にもあり、グローバルな投資家の売りに押されているようだ」(大和住銀投信投資顧問・投資戦略部長の門司総一郎氏)と声があがった。ただ、「手掛かり難のなか、9800円を挟んでの動きは想定の範囲内」(国内証券)という。
前場の東証1部騰落数は値上がり360銘柄に対して値下がり1171銘柄、変わらずが143銘柄だった。東証1部の売買代金は5715億円。
きょう午前の東京市場は、個別銘柄にややまとまった売りが出たとみられている。市場では「ファンド決算に伴う最終的な換金売りや国内勢のリスク資産圧縮の動きが続いているようだ」(大手証券エクイティ部)との見方が出た。米連邦公開市場委員会(FOMC)については「金融政策の出口に言及がなかったものの、いずれ引き締め方向に動くとの警戒感が残っている」(同)という。
国内企業の決算発表はピークを越えた。市場関係者の間では「ここまで、総じて悪くはない」(国内投信参事)との評価となっている。ただ、市場の反応は決算を発表した銘柄の個別物色にとどまり、業種全体などへの物色の広がりがあまりないとの指摘が出ている。立花証券・執行役員の平野憲一氏は「きょう午前は、買われた代表は日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)、売られた代表は三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)。市場への波及がみられない。三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)などの大手銀行株がしっかりしているが、悪材料が続いた後で何も材料がないというだけで買い戻しが入っているにすぎない」と述べた。
業種別では、証券や石油・石炭、非鉄金属の下げが目立った。鉱業、銀行は高い。
個別銘柄では、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)、キヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)などの主力株が売られた。三洋電機
(6764.T: 株価, ニュース, レポート)が大幅安。パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)が4日、三洋電機の株式公開買い付け(TOB)を決議し、市場価格よりも低いTOB価格にサヤ寄せしたという。 続く...












