米国株大幅高、G20受けリスク選好高まる

2009年 11月 10日 07:32 JST
 

 [ニューヨーク 9日 ロイター] 米株式相場は大幅高。幅広い銘柄に買いが入り、ダウ工業株30種は1年1カ月ぶりの高値をつけた。週末開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で景気刺激策を継続する方針が示されたことを受け、投資家のリスク選好が高まった。

 ダウ工業株30種は203.52ドル(2.03%)高の1万0226.94ドル。

 ナスダック総合指数は41.62ポイント(1.97%)高の2154.06。

 S&P総合500種は23.78ポイント(2.22%)高の1093.08。

 G20会議の景気刺激策を継続する方針を受けて長期間低金利が続くとの期待から世界の株式市場が上昇した。

 米ドルが一時15カ月ぶり安値に下落したことを背景に商品価格が上昇、素材株が買われた。フリーポート・マクモラン(FCX.N: 株価, 企業情報, レポート)は4.6%高。S&P素材株は3.2%上昇。

 ハリス・プライベート・バンクのジャック・アブリン最高投資責任者(CIO)は「世界の中央銀行は引き続き経済を支え、リスクテークを支援している。市場は単にリスク選好度の高まりで上昇したように見える。これはG20のコメントに沿った動きだ」と指摘した。

 ウェルズ・ファーゴは9日、半導体メーカーの2010年の成長見通しを引き上げた。これを受け、半導体関連株は大きく上げた。フィラデルフィア半導体株指数は3.2%高と1カ月ぶりの大幅上昇となった。  続く...

 
 
Photo

ロイターオンライン調査

写真

政府が先週、デフレ宣言に踏み切った。24日の閣議後、主要な経済閣僚からは、日銀が何かすべきだと言わんばかりの発言が相次いだ。
  ブログ