NY市場でドル全面安、米景気回復の足取りに懸念強まる

2009年 11月 14日 09:35 JST
 

 [ニューヨーク 13日 ロイター] 13日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが全面安の展開。この日発表された米経済指標で貿易赤字が拡大する一方、消費者信頼感指数が予想以上に低下したことを受け、米国の景気回復はほかの国よりもペースが遅いのではないかとの見方が強まった。

 ユーロは、景気後退(リセッション)脱却を示した第3・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)統計などの明るい見通しを背景に上昇し、株式や豪ドルなどの高利回り通貨を買う動きも広がった。

 主要6通貨に対するICEフューチャーズUSのドル指数は今週1週間で約0.5%低下した。過去5週間で4週目の下落となる。

 米商務省が13日発表した9月の貿易統計は、貿易赤字が10年以上ぶりの大幅な増加となった。また、ロイター/ミシガン大学の調査した11月の米消費者信頼感指数(速報値)は66.0と、前月の確報値70.6から低下した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は71.0だった。

 ニューヨーク市場終盤の取引でユーロ/ドルは0.5%上昇の1.4919ドル。

 ドル/円は0.8%下落の89.64円。

 ユーロ/円は0.3%安の133.73円。

 トレーダーによると、藤井裕久財務相がTBSの番組収録で2010年度の予算編成について、概算要求段階の95兆円超から「間違いなく数兆円は減る」と語り、歳出削減に自信を示したことも円上昇の一因となった。  続く...

 
 
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